テーマ: ‘機能解説’ の記事

機能解説 ~隠されたエンジン編~

V8モデルといえばリアフードから覗く迫力あるエンジンが魅力のひとつですが、

スパイダーモデルはルーフを格納する関係上、エンジンが見えなくなっています。

今回はそんな458スパイダーのエンジンルームを覗いてみたいと思います。

 

これがフードを閉じた状態。

1

 

 

 

スパイダーはここまでしかフードが開かないのでエンジンの大部分が隠れています。

00

 

 

 

整備の際にはまず通常とは反対側を開けます。

3

 

 

 

内張りを剥がします。

4

 

 

 

ばかっと開けると、トレードマークとも言える赤色の結晶塗装がようやく現れます。

5

 

エンジンにたどり着くまでにも工程が多くてメカニックマンは大変そうでした、、

でも、そういう普段は見られない大変なやつが見たい私なのでした。


フェラーリの機能解説 ~アクティブエアロシステム編~

これから不定期連載でフェラーリに備わっている機能について

いろいろとご紹介していきたいと思います。

 

第一回となる今回はF12 Berlinettaのみの装備、

「アクティブエアロシステム」

 

まずはこちらをご覧くださいませ。

 

IMG_0340a

 

フロントバンパーの下側両脇の黒い部分。

 

もう少し近寄ってみます。

 

IMG_0338a

 

 

ここが実は走行中、開きます。

 

IMG_0339a

開くのは走行中のため、通常開いている状態を見ることができません。

 

この機能の目的は、ブレーキシステムの冷却。

サーキット走行はもちろん、一般道でも高速度域からのブレーキを連発すると、

ブレーキはあっという間に超高温になります。

高温になるとブレーキ性能が低下してしまうため冷却する必要があります。

 

ちなみにブレーキは車の運動エネルギーをパッドとディスクの摩擦で

熱エネルギーに変換することで車を止めています。

そのため高温状態が続くと熱への変換効率が下がり、止まりにくくなります。

 

このエアベントが開くことで空気を取り込み、

より効率的にブレーキを冷却することができるわけです。

 

エアベントが開く条件はマネッティーノの設定が

「RACE」、「CT OFF」、「CST OFF」のいずれか、

もしくは「WET」、「SPORT」でもブレーキディスクが250度以上になった場合です。

 

と、簡単に書きましたがこれを実現するために、

ブレーキの温度センサー、エアベントの開閉モーター、開閉センサーなどに、

それらを制御するCPUと非常に多くの技術が使われています。

 

フェラーリってすごいですね。